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特集 これだけは知っておきたい手術の適応とタイミング—注意したい疾患45
停留睾丸
著者: 木村茂1 友岡康雄1
所属機関: 1愛媛大学医学部第2外科
ページ範囲:P.1033 - P.1037
文献購入ページに移動■なぜ泌尿器科治療とのControversyになるか
停留睾丸を下降固定しようとする手術は,1820年Rosenmerkelにより始められ,1899年Bevanが発表した術式が,現在の睾丸固定術の基礎をなすものと認められている,停留睾丸の治療については,ホルモン療法の可否,手術時期,術式,および,停留睾丸の悪性化に対する見解など,現在でも多くの意見に分かれている.これらの点について検討を加え著者の考えを発表する.
停留睾丸を下降固定しようとする手術は,1820年Rosenmerkelにより始められ,1899年Bevanが発表した術式が,現在の睾丸固定術の基礎をなすものと認められている,停留睾丸の治療については,ホルモン療法の可否,手術時期,術式,および,停留睾丸の悪性化に対する見解など,現在でも多くの意見に分かれている.これらの点について検討を加え著者の考えを発表する.
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