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臨床報告
直腸狭窄を伴つた直腸クローン病
著者: 谷村晃1 山口達夫1 吉田正樹2 溝部正夫3
所属機関: 1久留米大学医学部第2病理 2大分医師会立アルメイダ病院外科 3溝部内科医院
ページ範囲:P.1165 - P.1168
文献購入ページに移動限局性腸炎は1932年クローンらによつて報告され,小腸の疾患と考えられていたが,1960年Lockhart—Mummery and Morson4),1961年Wolf and Marshak7)により大腸のクローン病が報告され,その後本邦で稀であるが2〜3の報告がある.
最近,高度の潰瘍性病変を伴つた直腸クローン病の1例を経験したので報告する.
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