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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻8号

1979年08月発行

特集 術中・術後の出血

臓器切除と出血

脾臓

著者: 都築俊治1 石田元比古1 中西泉1 平松京一2 磯部義憲2 毛利誠2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科 2慶応義塾大学放射線診断部

ページ範囲:P.1263 - P.1268

文献概要

はじめに
 脾摘は胃切除のように日常頻繁に行なわれる手術ではないが,外科臨床上,脾摘が必要とされる疾患がいくつかあり,外科医はこれらの場合に安全に脾摘を行なわなければならない.脾摘には手技的に比較的容易なものから困難なものまで種種の段階があり,また合併する門脈圧亢進症,血液凝固異常にも配慮を要し,無計画に手術を行なうと合併症を招くのみならず患者を死に追いやることさえある.そこで過去8年間に教室で行なわれた症例を基礎にして脾摘の実際について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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