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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻9号

1979年09月発行

文献概要

特集 手術と抗生物質 手術と抗生物質の処方

消化管手術

著者: 加藤繁次1

所属機関: 1東京歯科大学外科

ページ範囲:P.1355 - P.1361

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はじめに
 消化器は常在菌叢の最も多い部位である,それ故消化管を開くことの多い消化器外科の手術においては,穿孔,非穿孔にかかわらず腹腔,創面の汚染があり,そのために術後合併症の発生率も高くなる.
 さて感染発症は大別して微生物,これに対する宿主の抵抗性と,投与された抗生物質の有効度によつて拡大あるいは消褪が起こるので,これについて考えながら消化器外科の抗生物質の投与法を述べたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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