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特集 遺残胆石
胆道造影と遺残胆石
著者: 羽生富士夫1 中村光司1 高田忠敬1 福島靖彦1 今泉俊秀1 原俊明1 金山成保1 佐藤裕一1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科
ページ範囲:P.27 - P.32
文献購入ページに移動近年ERCP,PTC等の胆道検査法の進歩に伴い,術前に胆道系の解剖学的形態や結石の存在などの診断能が著しく向上してきた.しかし総胆管結石症,肝内結石症に対する遺残結石を根絶するためには,なお術中の胆道造影は欠かせられない検査法である.しかしながら緊急手術や術中の全身状態の変化などで十分に胆道の精査ができない場合も少なくない.この様な症例に対しては術後の胆道造影などの精査法にゆだねざるを得ない場合もあり,術中だけでなく術後の胆道造影法についても一言触れておく.
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