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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻1号

1980年01月発行

文献概要

特集 遺残胆石

胆道造影と遺残胆石

著者: 羽生富士夫1 中村光司1 高田忠敬1 福島靖彦1 今泉俊秀1 原俊明1 金山成保1 佐藤裕一1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科

ページ範囲:P.27 - P.32

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はじめに
 近年ERCP,PTC等の胆道検査法の進歩に伴い,術前に胆道系の解剖学的形態や結石の存在などの診断能が著しく向上してきた.しかし総胆管結石症,肝内結石症に対する遺残結石を根絶するためには,なお術中の胆道造影は欠かせられない検査法である.しかしながら緊急手術や術中の全身状態の変化などで十分に胆道の精査ができない場合も少なくない.この様な症例に対しては術後の胆道造影などの精査法にゆだねざるを得ない場合もあり,術中だけでなく術後の胆道造影法についても一言触れておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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