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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻11号

1980年11月発行

臨床報告

Bochdalekヘルニアに合併した横隔膜嚢腫の2例

著者: 中川久明1 蛇口達造1 加藤哲夫1 高橋俊雄1

所属機関: 1秋田大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1607 - P.1612

文献概要

はじめに
 原発性横隔膜腫瘍はまれな疾患であるが,報告例をみるとその過半数は良性腫瘍で,嚢腫性病変がその大半を占めている.年齢では生後26日から80歳までと多様であるが40歳台が最も多く,新生児例は非常に稀と思われる.最近われわれは,Bochdalekヘルニアのヘルニア嚢に併発した横隔膜嚢腫の2新生児例を経験したのでその成因に関し,若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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