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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻12号

1980年12月発行

文献概要

臨床報告

結腸の単純性非特異性潰瘍の1例

著者: 鬼頭文彦1 石黒直樹1 杉山貢1 工藤琢也1 村田晃一1 森田修平1 有波敏明1

所属機関: 1横浜赤十字病院外科

ページ範囲:P.1779 - P.1783

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はじめに
 近年わが国では腸管の非特異性潰瘍に対する関心が高まつてきているが,従来の内外の報告では多くの病態が含まれておりその概念は統一性を欠いている.最近,厚生省の特発性腸障害調査研究班において本疾患の概念,分類がこころみられている1).結腸の単純性(原発性)潰瘍は比較的まれな疾患であり,本邦における報告例も少いが,われわれは横行結腸に発生したいわゆるsim—ple ulcerと考えられる一例を経験したので報告し,考察を加えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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