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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻2号

1980年02月発行

外科医の工夫

ガイドワイヤーを用いた経皮経肝胆道造影(PTCD)法の追試

著者: 岡村進介1 平松聡1 池田隆浩1 笹辺潔1 古本福市1 小林直広1 佐久間隆1 朝倉晃1 畠山哲朗1

所属機関: 1社会保険広島市民病院外科

ページ範囲:P.253 - P.255

文献概要

はじめに
 近年,PTCおよびPTCDが広くおこなわれるようになり,胆道系疾患の診断や治療に著しい効果をあげている.PTCDの手技については,諸家の報告があり1-8),それぞれ工夫がなされ特徴をもつている.しかし,PTCDには手技上の偶発症も全く無いわけではない9,10).安全確実でしかも容易に実施できる方法が要求されてくる.平形5)は,この目的にそつた方法を考案し,ガイドワイヤーを用いて,良好な成績を得ている.著者は,このガイドワイヤーの量産化に成功し,著者の考案した先端にわずかな彎曲をつけたPTC針を用いて,平形の方法5)を追試し,良好な成績を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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