文献詳細
臨床研究
経皮的胆管ドレナージ法の適応と管理について—教室症例の検討から
著者: 永川宅和1 魚岸誠1 薬袋峻士1 浅野栄一1 高島茂樹1 小西孝司1 倉知圓1 宮崎逸夫1
所属機関: 1金沢大学医学部第2外科
ページ範囲:P.543 - P.548
文献概要
経皮的胆管造影法(PTC)の普及にともなつて,膵,胆道系疾患の診断能は著しい進展をみるに至つた.
それにひきつづき,近年,その手技を応用した経皮的胆管ドレナージ(PTCD)が閉塞性黄疸における比較的侵襲の少ない1次的減黄処置として登場し,各施設に次第に普及しつつあるが,その手技,方法はまちまちであり,合併症などから,未だ完全なものとはなりえていない.
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