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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻5号

1980年05月発行

特集 癌のリンパ節郭清をどうするか

基調論文—肺

著者: 尾形利郎1

所属機関: 1防衛医科大学第2外科

ページ範囲:P.779 - P.785

文献概要

肺癌におけるリンパ節郭清の変遷
 リンパ節郭清についての賛否は肺癌のみならず多くの臓器癌で論争が繰り返し行なわれ現在に到つている.一般的にいつて癌外科療法においては,原発巣とその支配リンパ節領域を含めてen blocに切除するという考え方が主流をなしているといえる.
 これに対して「リンパ節郭清を行なわない」,もしくは「郭清範囲を部位的に制限して行なう」という主張がそれぞれの臨床成績を基盤にして行なわれ討議されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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