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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻6号

1980年06月発行

文献概要

臨床研究

各種胃手術術式と胃内容排出能の検討

著者: 長堀順二1 榊原幸雄1 江里口健次郎1

所属機関: 1愛媛県立中央病院消化器外科

ページ範囲:P.899 - P.904

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はじめに
 胃手術後にみられる胃部膨満感,もたれ,嘔気,嘔吐などの各種の愁訴は胃内容排出能に関与する場合が多く,このことは手術術式とも密接な関係を有するものである.
 このような術後消化器症状の発現と術式の関係を追及する目的で,われわれは従来よりアイソトープ法によるgastric emptying-timeの測定を試みてきた1).そこで,われわれの行なつているGastric Emptying Test (以下,GEと略す)の方法や胃内容排出線に対する解析ならびに消化性潰瘍を中心とした各種の胃手術術式と胃内容排出能の関係についての成績を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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