icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻7号

1980年07月発行

文献概要

カラーグラフ トピックス・3

T-チューブからのパピロトミー—胆道鏡的乳頭切開術(CPT)

著者: 二村雄次1

所属機関: 1名古屋大学医学部第1外科

ページ範囲:P.958 - P.959

文献購入ページに移動
 内視鏡的乳頭切開術(Endoscopic Papillotomy,EPT)の手技を応用して,T-チューブの瘻孔から挿入した胆道ファイバースコープの鉗子孔から乳頭切開用ナイフ(パピロトーム)を乳頭部を越えて十二指腸内まで挿入し,一方,経口的に挿入した十二指腸ファイバースコープからの観察下にEPTを行なう方法を胆道鏡的乳頭切開術(Cholangioscopic Papillotomy,CPT)という(図1).ビルロートⅡ法胃切除例では,輸入脚へ直視型ファイバースコープを挿入してCPTを行なう(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?