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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻7号

1980年07月発行

グラフ 外科医のためのX線診断学・25

CTスキャン—腹部

著者: 藤川光弘1 石川徹1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学放射線科

ページ範囲:P.961 - P.967

文献概要

〔ヘパトーマ〕(51歳男)
 本症例はdynamic CT scanが行なわれた.肝右葉には巨大なlow density areaが占居し,その境界は比較的鮮明である.このlow density massの中に斑点状のhigh densityの部が認められる.これはBに認められる豊富な腫瘍血管が表現されたものと考えられる.ヘパトーマは一般にCT上lowに表現されるが,10%前後にisodensityとして表現される場合があるので注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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