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特集 閉塞性黄疸—最近の診断法の進歩
CT Scanでどこまでわかるか
著者: 板井悠二1
所属機関: 1東京大学医学部放射線科
ページ範囲:P.1113 - P.1118
文献購入ページに移動はじめに
Computed tomography(CT)が腹部の臨床に応用されてから数年の歳月が経つた.この間機器の改良,普及に伴い本法はかなり重要な検査法となり,相当の臨床経験が蓄積されてきた.しかし,臓器,疾患により本法の意義は大きく異なる.
内科的黄疸との鑑別,閉塞部位・起因疾患の診断,副所見の把握等より,CTが閉塞性黄疸に果す役割を記し,多彩な検査法を有する胆道系の診断でどのような位置を占めるのか,過去3年間の経験に基づき解説を加えたい.
Computed tomography(CT)が腹部の臨床に応用されてから数年の歳月が経つた.この間機器の改良,普及に伴い本法はかなり重要な検査法となり,相当の臨床経験が蓄積されてきた.しかし,臓器,疾患により本法の意義は大きく異なる.
内科的黄疸との鑑別,閉塞部位・起因疾患の診断,副所見の把握等より,CTが閉塞性黄疸に果す役割を記し,多彩な検査法を有する胆道系の診断でどのような位置を占めるのか,過去3年間の経験に基づき解説を加えたい.
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