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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻8号

1980年08月発行

特集 閉塞性黄疸—最近の診断法の進歩

PTCの適応—X-ray controlled PTC,PTCDとUS guided PTC,PTCDについて

著者: 高田忠敬1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科

ページ範囲:P.1132 - P.1140

文献概要

はじめに
 胆道系疾患の診断は,これまでほとんどが排泄性胆道造影法あるいはPTC,ERCPなど直接胆道造影法に依存していたと言つて過言ではなかろう.しかしながら,近年,非侵襲的検査法の1つである超音波検査法が大きく進歩し,これまで胆道造影法の大きな役割であつた"胆石のみつけだし"や"黄疸の鑑別"は,超音波検査法が主役をなすところとなつた.
 また,PTCそのものの手技も,これまでのX線透視下での穿刺法に加え,超音波誘導下での穿刺も工夫され実用される時代となつてきた1-6).このような背景において,PTCの適応がいかがなるものであるかが今回与えられた課題である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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