文献詳細
特集 閉塞性黄疸—最近の診断法の進歩
PTCとERCPの使い分け
著者: 尾形佳郎1 諸角強英1 雨宮哲1 小林健二1 小島正夫1 都築俊治1 阿部令彦1
所属機関: 1慶応義塾大学医学医学部外科
ページ範囲:P.1141 - P.1145
文献概要
閉塞性黄疸の治療にあたつては,速やかな減黄処置と正確な閉塞部位及びその原因疾患の診断が治療成績を直接左右する.閉塞性黄疸に対する減黄処置と診断にはPTC及びERCPの使いわけがとりわけ重要であり,われわれの日常臨床に於ける,その使いわけの基本的な考え方を述べ,これらを使用した臨床例を供覧する.
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