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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻8号

1980年08月発行

文献概要

Spot 閉塞性黄疸の診断法

とくに最近の進歩と改革

著者: 山川達郎1

所属機関: 1帝京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1146 - P.1148

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はじめに
 最近の超音波診断法あるいはCT scanの開発により,閉塞性黄疸の診断法についての考え方に画期的な改革がもたらされ,迅速かつ正確な診断と同時に,適切な治療方針がたて得るようになつた.最近の諸外国の雑誌にもこれに関連した論文が数多くみられ,また去る2月,ニュージーランドのオークランド市で行なわれた第5回アジア・太平洋消化器病学会でも,「閉塞性黄疸診断法の最近の進歩とその治療」と題するシンポジゥムが,英国のProf.Blumgartを招き行なわれている.ニュージーランドのProf.NansonとシンガポールのProf.Cohenを座長として開かれたこのシンポジゥムは,この他香港のProf.Ong,マレーシアのProf.Balaseg—aram他7人をsupporting speakerとして行なわれた.
 今回医学雑誌「臨床外科」で「閉塞性黄疸の診断」に関する特集が企画されたことは,実に時期を得た試みであり,前記したシンポジゥムのシンポジストの一人として,その内容の一部とこの方面の最近の動向をこの機会を利用して報告したいと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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