icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻9号

1980年09月発行

特集 消化管手術と器械吻合

消化管吻合器の使い方と問題点

直腸前方切除

著者: 北條慶一1

所属機関: 1国立がんセンター外科

ページ範囲:P.1265 - P.1272

文献概要

はじめに
 最近,直腸癌に対して肛門括約筋機能を温存しようとする低位前方切除手術が積極的におこなわれるようになつたが,骨盤腔内という狭いところでの吻合のためしばしば困難な操作であり,また術後吻合不全の頻度も消化管手術の中で最も高い.
 このような高度の技術を要する低位前方切除手術に器械を用いて吻合すると,多少器械の操作になれればかなり低位のものでも適応を選べば比較的短時間に安全に縫合できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら