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文献詳細

雑誌文献

臨床外科35巻9号

1980年09月発行

臨床研究

右側結腸憩室炎—手術症例40例についての検討

著者: 上西紀夫1 内山周也1 前田正之1 横堀孝1 広瀬惇一郎1 浅倉礼治1 荒木駿二1 瀬戸律治1

所属機関: 1公立昭和病院外科

ページ範囲:P.1341 - P.1346

文献概要

はじめに
 近年,本邦においても,結腸憩室炎は食事内容の欧米化,平均寿命の延長および本疾患への関心のたかまりなどにより,その症例数は飛躍的に増加し,重要な消化管疾患の1つとなつて来ている9,11,17,27)
 われわれは,1966年1月より1978年9月までの間に,消化管疾患手術総数2,748例の1.7%に相当する46例の結腸憩室炎の手術症例を経験した.これを年次的にみると表1のごとく,その増加傾向は明らかである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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