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文献概要
Emergency care—Principles & Practice・16
脳卒中の初療—特に外科系の立場より
著者: 寺本成美1
所属機関: 1国立長崎中央病院救命救急センター
ページ範囲:P.81 - P.93
文献購入ページに移動はじめに
脳卒中は虚血性心疾患,外傷とともに救急疾患の1つとして重要な位置を占め,本邦における最大死因疾患である.またEmergency careの中でも意識障害を来たす疾患として内科系のみならず外科系医師も遭遇する機会も多い.従つて本シリーズ前回の「意識障害へのアプローチ」が本項の基礎となり,初療の立場からすれば脳卒中の初療は意識障害の鑑別と対策がポイントとなる.
脳卒中は虚血性心疾患,外傷とともに救急疾患の1つとして重要な位置を占め,本邦における最大死因疾患である.またEmergency careの中でも意識障害を来たす疾患として内科系のみならず外科系医師も遭遇する機会も多い.従つて本シリーズ前回の「意識障害へのアプローチ」が本項の基礎となり,初療の立場からすれば脳卒中の初療は意識障害の鑑別と対策がポイントとなる.
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