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臨床研究
Chilaiditi症候群—1手術例と文献的考察
著者: 高橋日出雄1 東郷実元1 穴沢貞夫1 面野静男1 河井啓三1 鈴木正弥1 綿貫喆1
所属機関: 1東京慈恵医科大学第1外科
ページ範囲:P.111 - P.114
文献購入ページに移動Chilaiditi症候群は右横隔膜と肝との間に結腸が陥入している状態をいう1).本症候群は稀なもので,胸腹部または消化管X線検査などにより偶然発見されることが多い様である.
最近われわれは本症候群の1例を経験し,手術により確認し得たので若干の文献的考察を加えて報告する.
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