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特集 膵炎診療のControversy 鑑別診断をめぐる問題点
Q & A
著者: 斉藤洋一1 関田幹雄1 杉原順一1 田中龍彦1 宇佐美真1
所属機関: 1神戸大学医学部第1外科
ページ範囲:P.1529 - P.1537
文献購入ページに移動膵病変によつて血液や尿中に出現あるいは増減するもののうち,傷害膵から血中に逸脱する膵酵素は膵病変の存在を示唆する一つの指標となる.Wohlgemuthの業績により血液,尿のアミラーゼの測定が比較的簡便に行なわれるようになり,以来アミラーゼは膵疾患の診断に繁用され,急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪にさいして欠かすことの出来ない検査法となつている.
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