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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻10号

1981年10月発行

文献概要

特集 膵炎診療のControversy 鑑別診断をめぐる問題点

Q & A

著者: 斉藤洋一1 関田幹雄1 杉原順一1 田中龍彦1 宇佐美真1

所属機関: 1神戸大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1529 - P.1537

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 Q.急性膵炎の(確定)診断におけるアミラーゼ測定の意義は?
 膵病変によつて血液や尿中に出現あるいは増減するもののうち,傷害膵から血中に逸脱する膵酵素は膵病変の存在を示唆する一つの指標となる.Wohlgemuthの業績により血液,尿のアミラーゼの測定が比較的簡便に行なわれるようになり,以来アミラーゼは膵疾患の診断に繁用され,急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪にさいして欠かすことの出来ない検査法となつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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