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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻10号

1981年10月発行

外科医のための臨床MEの知識・6

観血式血圧モニタの実際とその問題点

著者: 小野哲章1

所属機関: 1三井記念病院MEサービス部

ページ範囲:P.1615 - P.1619

文献概要

直接法と間接法
 血圧の測定には二つの方法がある.マンシェットと聴診器および水銀柱によるものと,血管内に,生理食塩水で満たしたカテーテルを挿入し,血圧を体外に導き,血圧トランスデューサで測定するものの二つである.前者は間接法もしくは非観血式と呼ばれ,後者は直接法もしくは観血式と呼ばれる.
 間接法は,道具も手技も簡単であるが,静脈圧は測定できず,ショック状態の異常低血圧時にも測定できなくなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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