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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻11号

1981年11月発行

臨床報告

胃へ転移した悪性黒色腫の1例

著者: 水本清1 鎌迫陽1 小酒浩2 金島新一2 小松健治2 山代昇2

所属機関: 1鳥取大学医学部第1外科 2益田赤十字病院外科

ページ範囲:P.1789 - P.1792

文献概要

はじめに
 悪性黒色腫は,小さな原発巣でも短期間に全身へ転移をおこす予後の悪い疾患である.悪性黒色腫の消化管への転移も,最近の消化管診断技術の向上により診断されるようになつたが,その予後はきわめて悲観的である.今回,われわれは原発巣切除後3年目に胃転移をきたし,胃切除術により術後2年間生存しえた症例を経験したので,若干の文献的考察を加えこれを報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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