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臨床研究
Blood-access 100例の臨床的検討とその反省
著者: 白水倶弘1 岡直剛2 江崎武春2 松本順二3 中尾多香昭3
所属機関: 1東海大学医学部移植学教室1 2佐賀県立病院好生館外科 3佐賀県立病院好生館内科
ページ範囲:P.375 - P.378
文献購入ページに移動佐賀県立病院好生館において,1974年に血液透析療法が導入されて以来,1974年7月31日より1980年1月31日までの5年6ヵ月間に,blood-accessを作製した症例は100例である.
これを目的別にみると,いわゆる通常の血液透析のためのblood-accessのほかに,5例に対して経静脈栄養用に作製した5回の内シャント術を含む.以下100症例を,その使用目的別に分類し,とくに慢性腎不全症例の内シャントを中心に,その開存率ならびに合併症について検討を加え,さらに若干の反省を行なうと共に,合併症に対しておこなつた私どもの対策についてのべる.
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