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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻4号

1981年04月発行

文献概要

特集 術後1週間の患者管理

人工肛門造設術

著者: 牧野永城1 青木啓一1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.523 - P.525

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 人工肛門造設術の術後1〜2週の管理の要点は,術後2次的に開口させるものについては,24〜48時間後に必要な開口操作を加えることが一つ,次にすべての例について,ストーマの状態を観察し,出血,壊死,陥没その他の合併症の発生を監視すること,それから,適当な集便装具の使用で便の排泄の管理を行ない,同時にストーマ周囲の皮膚のびらんの防止,また一旦発生したらその治療を行なうことが第二,そしてこれは術後2週頃に入ることだが,第三に社会復帰の準備として人工肛門のリハビリテーションに関する指導を行なうことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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