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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻5号

1981年05月発行

臨床研究

Littre HerniaとRichter Herni—本邦報告例についての考察

著者: 後藤明彦1 鬼束惇義2 山内一2 岡部功3

所属機関: 1岐阜大学中央手術部 2岐阜大学第1外科 3羽島病院外科

ページ範囲:P.839 - P.843

文献概要

はじめに
 腸壁の一部が嵌頓するヘルニアはまれなもので,腸壁ヘルニア,Littreヘルニア,Richterヘルニアなどと呼ばれているが,その用語にはかなりの混乱がみられる.これらのヘルニアについては欧米ではTreves(1887)1)はじめ多くの詳細な報告があるが2),本邦では木村(1943)3),Kanazawa(1972)4)の集計があるにすぎない.そこで自験例ならびに本邦報告例について検討し,LittreヘルニアとRichterヘルニアとの異同について考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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