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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻6号

1981年06月発行

臨床研究

連合弁膜症手術の検討

著者: 森下靖雄1 大園博文1 宮崎俊明2 山下正文2 豊平均2 屋良勲2 平明2

所属機関: 1宮崎県立宮崎病院心臓血管外科 2鹿児島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.989 - P.992

文献概要

はじめに
 連合弁膜症は単弁疾患に比べ,病悩期間が長く,弁及びその周辺組織の病変も著しく,心筋予備力の低下しているものも多くみられ,術後早期並びに遠隔時の死亡率が17〜39%との報告もあり1-10),いまだ満足出来るものとは言い難い.しかし,近年の心筋保護法の発達,人工弁の改善,術中・術後の補助手段の進歩,手術手技の向上等は多弁手術を容易なものとし,成績は向上している.
 われわれの症例数は多くはないが,手術成績は良好である.われわれの小経験を述べ,若干の考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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