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文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻8号

1981年08月発行

文献概要

臨床報告

後腹膜にみられたきわめてまれなCastleman Lymphomaの1例

著者: 吉川成章1 浜田建男1 長尾和治1 金子文秀2 松本英世3

所属機関: 1熊本市民病院外科 2熊本市民病院内科 3熊本市民病院病理

ページ範囲:P.1319 - P.1323

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はじめに
 1956年Castlemanら1)がmediastinal lymphnodal hyperplasia resembling thymomaとして発表したいわゆるCastleman lymphomaは,胸部においては既に多くの発表がなされたが,後腹膜に発生したものの発表は極めてまれである2)
 われわれは後腹膜腫瘤として腫瘤摘出術を行ない,組織学的に本症であつた1例を経験したので内外の報告例について統計的観察を行なつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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