icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科36巻9号

1981年09月発行

文献概要

特集 上部胆管癌の外科 切除療法

私はこうしている

著者: 都築俊治1 尾形佳郎1 飯田修平1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1399 - P.1404

文献購入ページに移動
はじめに
 外科の進歩によつて10年前には切除不能と考えられていた上部胆管癌も切除可能であることが判明し,急速に切除例が増加しつつある.1981年2月に行なわれた第17回消化器外科学会では肝門部胆管癌がシンポジウムとしてとりあげられ,また一方では胆道癌取扱い規約が作られて治療成績を共通の場で討議しようとする気運がみられている.
 われわれは過去8年間に27例の上部胆管癌を取扱い,そのうち16例(59%)を切除したが,その経験に基づいて切除の実際について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?