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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻1号

1982年01月発行

特集 術中エコー

肝内結石,肝嚢胞手術時の応用

著者: 秋本伸1 由里樹生1 羽生富士夫1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科

ページ範囲:P.55 - P.61

文献概要

はじめに
 消化器外科領域における術中超音波検査は1976年頃に開始されたものであるが,ポータブル電子スキャン装置が使用可能になつた1970年代の終りに至つて,本格的に実用化された.とくに肝疾患における有用性は高く,非定型的肝手術においては,最早や必須の補助手段と言つてよい段階に至つている.われわれは,原発性あるいは転移性肝癌の診断と外科治療に際して本法を最もよく用いているが,その他,肝内結石や肝嚢胞など良性肝疾患に対しても,より精細な診断と治療方針の決定を目的に同様に術中超音波検査を行つており,その有用性等,実際について記してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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