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文献概要
特集 新しい抗生物質と外科 消化器外科と抗生物質 感染をおこしたらどうするか
呼吸器感染症
著者: 藤村重文1 仲田祐1
所属機関: 1東北大学抗酸菌病研究所外科
ページ範囲:P.1521 - P.1527
文献購入ページに移動はじめに
近年麻酔や術後管理等の進歩により,悪性腫瘍をはじめとして各種疾患に対する手術適応が次第に拡大されつつある.最近の手術患者の特徴は,ひとつには高齢者が多いことであるが,それらの患者では加齢による各種臓器の機能低下がみられるのみならず,呼吸,循環,血液,免疫,代謝系等の慢性疾患を伴うこともしばしばである.
手術適応が拡大されつつある反面,術後合併症が発生し,その対策に難渋することもしばしばであり,なかでも術後肺合併症は重篤なことが多々ある.
近年麻酔や術後管理等の進歩により,悪性腫瘍をはじめとして各種疾患に対する手術適応が次第に拡大されつつある.最近の手術患者の特徴は,ひとつには高齢者が多いことであるが,それらの患者では加齢による各種臓器の機能低下がみられるのみならず,呼吸,循環,血液,免疫,代謝系等の慢性疾患を伴うこともしばしばである.
手術適応が拡大されつつある反面,術後合併症が発生し,その対策に難渋することもしばしばであり,なかでも術後肺合併症は重篤なことが多々ある.
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