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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻10号

1982年10月発行

臨床報告

3年の間隔をおいてS状結腸癌と胃癌に罹患し手術した血液透析患者の1例

著者: 船木治雄1 大田早苗1 広瀬脩二1 石田秀世1 小出桂三2 神谷直紀3

所属機関: 1国立王子病院外科 2国立王子病院循環器科 3桜井病院外科

ページ範囲:P.1589 - P.1593

文献概要

はじめに
 血液透析が一般に広く施行されるようになつてから,これを受けている患者の発癌の問題がクローズアップされてきている.
 われわれは透析を開始して6年目にS状結腸癌に罹患し,これを手術して3年後胃癌に罹患し,再度手術を施行して成功した珍しい症例を体験した.ここにその経過を報告し,血液透析患者の消化器外科手術の問題点について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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