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特集 末梢血管障害の非侵襲的検査法
CT(computed tomography)
著者: 早川宏1
所属機関: 1熊本大学医学部第2外科
ページ範囲:P.1645 - P.1652
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CT(computed tomography,コンピュータ断層撮影)のもつとも大きな特徴は,生体の軸方向の横断像がえられることである.おおよその血管は体軸方向に走行しており,かつ血管はCTにおける造影剤の増強効果(contrast enhancement,CEと略す)が高く,その病変の読影は容易かつ正確に行うことができる器官の一つである.したがつて,本稿では末梢血管疾患におけるCTの有用性,その適応や限界について述べる.
CT(computed tomography,コンピュータ断層撮影)のもつとも大きな特徴は,生体の軸方向の横断像がえられることである.おおよその血管は体軸方向に走行しており,かつ血管はCTにおける造影剤の増強効果(contrast enhancement,CEと略す)が高く,その病変の読影は容易かつ正確に行うことができる器官の一つである.したがつて,本稿では末梢血管疾患におけるCTの有用性,その適応や限界について述べる.
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