文献詳細
臨床報告
赤痢アメーバ性大腸炎に合併した多発性肝膿瘍の1治験例—本邦3年間29例の文献的考察
著者: 山本克彦1 深井泰俊1 白鳥常男1 荒木恒治2
所属機関: 1奈良県立医科大学第1外科 2奈良県立医科大学寄生虫学教室
ページ範囲:P.1719 - P.1723
文献概要
本邦におけるアメーバ性肝膿瘍は近年比較的稀れな疾患であり,膿瘍の多くは右葉に単発性に占拠するものとされている.今回著者らは肝両葉に多発性に膿瘍を形成した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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