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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻4号

1982年04月発行

文献概要

特集 レーザーと外科 レーザーの内視鏡への応用—適応と限界 アルゴンイオンレーザーによる診断と治療

消化器

著者: 崎田隆夫1 福富久之1 川北勲1 中原朗1 加藤大典2

所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科 2電子総合研究所

ページ範囲:P.523 - P.526

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はじめに
 レーザー光の熱エネルギーを利用した内視鏡への応用はYAGレーザーをはじめとして現在さかんにおこなわれている.一方,診断面への応用はいまだきわめて少ない.
 著者らは,胃粘膜分光分析にアルゴンレーザー光を導入し,より精度の高い分光分析を試みようと現在研究中であるが,この基礎研究中に胃癌患者の手術胃にアルゴンレーザー光を照射して観察したところ,癌の浸潤に一致して螢光の存在を発見するところとなつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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