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文献概要
特集 外科外来マニュアル 私の治療 各論—頭頸部
魚骨
著者: 鳥山稔1
所属機関: 1国立病院医療センター耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.640 - P.641
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魚肉を食べる際に,主として魚の肋骨,横突起骨,いわゆる小骨が,咽頭に異物としてひつかかることが多い.咽頭の異物感,嚥下痛を主訴として来院する.食道に異物としてのこることもある.鯛の骨は食道から体内に入り,心臓にひつかかり死亡の原因となることもある.近年は魚骨ばかりでなく,鶏の骨も異物としておきることもある.大きな骨は梨状窩,舌根部,喉頭蓋谷にひつかかることが多く,小骨は,扁桃,扁桃腺上窩,舌根,咽頭側索につくことが多い.
魚肉を食べる際に,主として魚の肋骨,横突起骨,いわゆる小骨が,咽頭に異物としてひつかかることが多い.咽頭の異物感,嚥下痛を主訴として来院する.食道に異物としてのこることもある.鯛の骨は食道から体内に入り,心臓にひつかかり死亡の原因となることもある.近年は魚骨ばかりでなく,鶏の骨も異物としておきることもある.大きな骨は梨状窩,舌根部,喉頭蓋谷にひつかかることが多く,小骨は,扁桃,扁桃腺上窩,舌根,咽頭側索につくことが多い.
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