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特集 外科外来マニュアル 私の治療 各論—頭頸部
気管切開法
著者: 和田寛治1
所属機関: 1長岡赤十字病院外科
ページ範囲:P.657 - P.659
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機械的人工呼吸が普遍化された現在,気道閉塞による呼吸困難の場合,経口的,経鼻的の気管内挿管による気道確保が,first choiceであるが,その詳細は省略する.一般的に,われわれが,気管切開を行う場合は次の4点である.すなわち,1)上気道の閉塞があり挿管ができない場合,2)長期間にわたる人工呼吸の気道確保,3)気管内分泌物に対する長期に互る管理,4)誤飲の予防の場合に限ぎられ,可能な限り,気管内挿管で気道確保,呼吸管理を行うべきものと考える.
機械的人工呼吸が普遍化された現在,気道閉塞による呼吸困難の場合,経口的,経鼻的の気管内挿管による気道確保が,first choiceであるが,その詳細は省略する.一般的に,われわれが,気管切開を行う場合は次の4点である.すなわち,1)上気道の閉塞があり挿管ができない場合,2)長期間にわたる人工呼吸の気道確保,3)気管内分泌物に対する長期に互る管理,4)誤飲の予防の場合に限ぎられ,可能な限り,気管内挿管で気道確保,呼吸管理を行うべきものと考える.
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