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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

特集 外科外来マニュアル

私の治療 各論—頭頸部

鎖骨下静脈穿刺法

著者: 小柳隆介1 和田寛治1

所属機関: 1長岡赤十字病院外科

ページ範囲:P.662 - P.663

文献概要

□概説
 中心静脈カテーテル法は,完全静脈栄養,Em—ergencyの際の輸液路確保,およびCVPモニターのために必要なものである.その経路は,経内頸静脈,経大腿静脈,経鎖骨下静脈とあるが,鎖骨下静脈穿刺法が,固定,管理の面で,施行し易い特長があり,現在もつとも普遍的な方法である.以下この方法について述べる.術者は穿刺するに先だつて,根治的乳房切断術(Halsted術式)を見学し,鎖骨下静脈周辺の解剖を念頭に入れておくとよろしい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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