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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

特集 外科外来マニュアル

私の治療 上肢・下肢

テニス肘

著者: 加幡一彦1

所属機関: 1三井記念病院整形外科

ページ範囲:P.678 - P.679

文献概要

□概説
 テニスによつておこるテニス肘はむしろごく一部であり,上腕骨外側上顆骨端炎という長い名前のかわりに,テニスをしない患者でもテニス肘とよんでいる.使いすぎや打撲のあとでおこる,上記の骨端およびここから発する手の伸筋群起始部の痛みのことであつて,本人にとつてはかなり不快なものである.
 ただ1回の注射で完治する例からテニス再開に1年を要する例まで,経過はいろいろである.この部位になんらかの刺激を生じた状態と考えられ,思いあたる発生原因のない場合も多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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