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特集 外科外来マニュアル 私の治療 胸部
胸部外傷救急処置の一般的事項
著者: 真栄城優夫1
所属機関: 1沖縄中部病院外科
ページ範囲:P.708 - P.709
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胸部外傷の大部分は,外来で実施できる処置で十分であり,手術室で開胸を必要とするものは,10%内外の症例にすぎない.従つて,ほとんどの胸部外傷の予後は,初診医によつて左右されるといつても過言ではない.
外傷のすべてに共通することであるが,エアウエイの確保,輸液路の確保と同時に,血液交叉と血液検査のための採血,Foleyカテーテルの留置などの諸処置が,理学所見や検査と同時に進行する.即時に救急処置を必要とする胸部外傷は,気道閉塞,開放性気胸,緊張性気胸,心タンポナーデ,胸壁動揺などである.
胸部外傷の大部分は,外来で実施できる処置で十分であり,手術室で開胸を必要とするものは,10%内外の症例にすぎない.従つて,ほとんどの胸部外傷の予後は,初診医によつて左右されるといつても過言ではない.
外傷のすべてに共通することであるが,エアウエイの確保,輸液路の確保と同時に,血液交叉と血液検査のための採血,Foleyカテーテルの留置などの諸処置が,理学所見や検査と同時に進行する.即時に救急処置を必要とする胸部外傷は,気道閉塞,開放性気胸,緊張性気胸,心タンポナーデ,胸壁動揺などである.
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