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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

特集 外科外来マニュアル

私の治療 胸部

肋骨骨折

著者: 真栄城優夫1

所属機関: 1沖縄県立中部病院外科

ページ範囲:P.710 - P.710

文献概要

□概説
 肋骨骨折は,直達外力および間接外力によつて生ずる.直達外力による場合,特に第1から第3肋骨の骨折では,鎖骨下動脈や静脈,上腕神経叢の損傷を考慮しなければならない,第5から第9の中部肋骨骨折の場合は,血気胸を,それ以下の下部肋骨骨折では,脾,肝,腎などの腹部臓器損傷の有無を調べなければならない.間接外力による骨折の場合,骨折端が外方に向うので,合併損傷は少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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