文献詳細
文献概要
特集 外科外来マニュアル 私の治療 腹部
脂肪腫とデスモイド
著者: 山本修三1
所属機関: 1済生会神奈川県病院外科
ページ範囲:P.734 - P.735
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腹壁腫瘍の中で,比較的多くみられる疾患である.脂肪腫は皮下,筋肉,前腹膜などに発生し,被膜に覆われ,ほとんど良性である.デスモイドは腱膜または腱画から発生する硬性線維腫で,筋肉の中へ浸潤発育する.経産婦に多くみられる,治療は多くの場合切除が必要で,後者はときに局所再発を認める.
腹壁腫瘍の中で,比較的多くみられる疾患である.脂肪腫は皮下,筋肉,前腹膜などに発生し,被膜に覆われ,ほとんど良性である.デスモイドは腱膜または腱画から発生する硬性線維腫で,筋肉の中へ浸潤発育する.経産婦に多くみられる,治療は多くの場合切除が必要で,後者はときに局所再発を認める.
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