icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

特集 外科外来マニュアル

私の治療 一般

足関節挫傷

著者: 加幡一彦1

所属機関: 1三井記念病院整形外科

ページ範囲:P.768 - P.769

文献概要

□概説
 関節挫傷とは,関節部分を単にひねつたり打撲して痛む状態のことであり,痛いまま放置していても治る.関節捻挫とは,関節を構成する靱帯(図1)が少くとも一部は伸びたり断裂したものをいい,専門的治療を要する.関節脱臼とは,軟部組織の面から定義すれば,いくつかの靭帯が完全に断裂した状態である.
 このような定義にかかわりなく,新患の診断手順は共通である.このほかに骨折の症例があるが,骨折と靱帯損傷の合併はよくあるので,骨折だけに目をつけてはいけない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら