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特集 外科外来マニュアル 私の治療 一般
下腿潰瘍
著者: 和田寛治1
所属機関: 1長岡赤十字病院外科
ページ範囲:P.781 - P.781
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下腿内側,特に下1/3の部位は脛骨が直接皮膚に接触し,皮膚血行が乏しいために,各種原因による潰瘍形成をみることが多く,しかも,血行不全が創傷治癒遷延を来すので,この名称が用いられる.
この部に発生する大部分の潰瘍は,いわゆる単純潰瘍で,自然治癒が多いが,いつたん難治性になると潰瘍近傍の小動脈に2次的な閉塞機転が働き,更に難治性になる.
下腿内側,特に下1/3の部位は脛骨が直接皮膚に接触し,皮膚血行が乏しいために,各種原因による潰瘍形成をみることが多く,しかも,血行不全が創傷治癒遷延を来すので,この名称が用いられる.
この部に発生する大部分の潰瘍は,いわゆる単純潰瘍で,自然治癒が多いが,いつたん難治性になると潰瘍近傍の小動脈に2次的な閉塞機転が働き,更に難治性になる.
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