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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

特集 外科外来マニュアル

私の治療 一般

伏針

著者: 和田寛治1

所属機関: 1長岡赤十字病院外科

ページ範囲:P.783 - P.783

文献概要

□概説
 縫い針等が,誤つて手足を刺し,除去を希望して来院する患者も稀れではあるがたまたまある.折針で針の一部が肉眼で確認される場合は注意深く先端を把持し得れば除去は簡単であるが,刺入点が判つても異物の確認ができない場合,伏針という.伏針の場合多くは疼痛,異物感で来院する訳だが,訴えに合せて,当該部のX線撮影を行い,針の存在だけで,安易にメスをとると意外にとれなかつたという例は多いのではなかろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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