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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻5号

1982年05月発行

文献概要

特集 外科外来マニュアル 私の治療 一般

新鮮熱傷

著者: 大橋正次郎1

所属機関: 1東京電力病院外科

ページ範囲:P.787 - P.789

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□概説
 重症熱傷は全身性の疾患である.重症熱傷では直ちに入院させ全身的な治療・管理を行う.受傷直後はhypovolemic shockに対する治療が主体となる.気道熱傷があれば気管内挿管による呼吸管理を必要とする.急性腎不全は電撃傷より少ない.初期以後は,感染症・消化器合併症に対する処置,2度熱傷の部分に対する局所処置,3度熱傷の部分の壊死切除と植皮の計画的な治療を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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