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文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻6号

1982年06月発行

文献概要

特集 乳癌の縮小根治手術 大・小両胸筋温存術式の適応

私はこうしている

著者: 武田清一1

所属機関: 1千葉大学医学部第1外科

ページ範囲:P.909 - P.913

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はじめに
 乳癌の根治手術術式として,大・小胸筋を切除し,リンパ節を郭清する術式が定型手術として一般に広く行われている.しかしながら最近,早期乳癌症例の増加に伴い,これに対する手術術式として胸筋を温存するPatey1),Auchincloss2),Madden3)などの非定型手術が行われる傾向にある4).教室では以前より,症例を選んで,大・小胸筋を温存する手術を行い好成績を挙げているが,本稿では,われわれが行つている大・小胸筋保存手術の治療成績と,その適応について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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