icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻6号

1982年06月発行

文献概要

外科医の工夫

経腰的大動脈造影法における合併症軽減の工夫—側孔針の使用と超音波誘導下穿刺法について

著者: 藤原等1 松永裕司1 十九浦敏男1 岩井武尚2 紺野進3 鈴木宗治4

所属機関: 1東京都立墨東病院心臓血管外科 2東京医科歯科大学第1外科 3東京都立広尾病院心臓血管外科 4東京医科歯科大学放射線科

ページ範囲:P.969 - P.975

文献購入ページに移動
はじめに
 腹部大動脈以下の血管病変の描出には,今日,主としてそけい部から行うSeldinger法と,経腰的大動脈造影法(Translumbar aortography,以下TLA)があることは良く知られている.われわれはSeldinger法に次いで第二選択としてTLAを採用してきたが,合併症の検討からその安全性を高めるために2点を工夫したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?