文献詳細
文献概要
特集 胆石症をめぐる最近の話題 診断のアプローチ
超音波検査の意義
著者: 水野富一1
所属機関: 1聖路加国際病院放射線科
ページ範囲:P.1043 - P.1051
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超音波の持つ特性により,胆嚢に対して早くから超音波検査が行われてきた.しかし,現在のように超音波検査が胆嚢疾患において重要な役割を持つようになつたのは,グレイスケール表示が可能になつてからであり,さらには,最近目ざましい発達を見せている高解像能を持つたリアルタイム装置に負うところが多い.本稿では主に胆石症の超音波検査につき述べ,CTをふくめた造影検査法と比較,検討する.
超音波の持つ特性により,胆嚢に対して早くから超音波検査が行われてきた.しかし,現在のように超音波検査が胆嚢疾患において重要な役割を持つようになつたのは,グレイスケール表示が可能になつてからであり,さらには,最近目ざましい発達を見せている高解像能を持つたリアルタイム装置に負うところが多い.本稿では主に胆石症の超音波検査につき述べ,CTをふくめた造影検査法と比較,検討する.
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